自分でビジネスをして収入を得られるようになると、
何が変わるでしょうか?
●好きなことを仕事にできる。
●誰にも頼らず自分で収入がつくれる。
●時間に縛られず自由に動ける。
●いろんな人との出会いがある。
●お金の悩みがなくなる。
など、メリットは大きいです。
中でも、収入面に関することは、
多くの人にとって関心が高いのではないでしょうか。
自分でビジネスをすれば、自分で収入を増やせる。
それは確かにそうですが、
なかなかうまくいかない人の方が圧倒的に多いです。
それは、お金を稼ぐということに、
あまり具体性や明確性が持てないからかもしれません。
漠然と「稼ぎたい」では、
目的もあいまいになってしまい、
そのために何をするかもボヤけてしまいます。
しかし、多くの人がたくさん稼ぎたい、
収入を増やしたいと思うのは当然のことです。
そこで今回は、
「たくさん稼ぐ」ということではなく、
「自分の時給を上げる」ことに注目してみたいと思います。
あまり日本では、こういう考え方をしないですし、
学校や会社では教えてくれないので。(少なくとも私はそうでした)
自分でビジネスをするのであれば、
結果としてわかりやすいのは、自分の収入ですね。
得られる収入はこのようにして大きくなります。
収入をつくる(発生させる)
そして増やす(伸ばす)
それをスムーズにおこなうのが、
「定型業務」と「非定型業務」の考え方になります。
定型業務とは、作業内容がパターン化できるものです。
主にデータ入力や情報整理、書類作成、伝票記帳など、
誰がやっても同じ結果が得られるようにするために、
作業工程が予め決められています。
求められるのは効率です。
いかに手間を省き、より多くの成果を仕上げるかになります。
マニュアルを作成して外注化すれば、
自分の作業を人に任せることができます。
一方で、非定型業務とは、自分で答えをつくる作業です。
主に企画の立案、計画の起案、商品の開発、戦略の構築など、
求める結果に対して、まったく違う作業が必要になるため、
決まった作業工程はありません。
求められるのは創造、予測、統制など様々なスキルです。
独創的な思考やアイディアを形にしたり、
作業を進める上での問題を解決する必要があります。
この作業は能力によって差が出るため、
あまり人に任せることはできません。
自分でビジネスをする時の作業には、
この定型業務と非定型業務があり、
すぐに結果が出せる人、結果を大きく伸ばせる人は、
この使い分け方を知っています。
効果的に、効率よく作業が進められるからです。
そうすることで、結果から逆算して、
ビジネスができるんですね。
それを、プランニングといいます。
目標を決めるゴールセット、
やることを決めるダンドリ、
いつ(までに)やるかを決めるスケジューリング、
これらを先に決めてから取り組むので、
あまり失敗につながることがありません。
もちろん、うまくいかない時もありますが、
軌道修正をおこなって当初のゴールに向かっていきます。
思ったより成果にならないような時は、
先を見据えて終了させることはあります。
でもそれは、ただ違う道を選ぶだけのことです。
私はそうなるまでに、何度も失敗していきました。
いろんなビジネスを経験して、何度もやり直しをして、
ようやく、好きなことが仕事にできるようになったのです。
自分でビジネスをすることを、
今では楽しいと思えるようになりました。
なので、このメルマガの読者さんにも、
少しでも早く、同じ体験をしていただきたいと思っています。
始めから好きなことで起業できていたら、
また違ったのかもしれません。
でも私の好きなことは、ビジネスにならないと言われ、
自分でもそう思い込んでいました。
だからできることで稼ぐ道を選んだのです。
それはそれで良かったのかもしれませんが、
ある時、ストレスで体調を崩してしまったんですね。
1日3回の点滴を、6~8時間かけて毎日おこなっていたので、
仕事をする時間がありませんでした。
具合も悪かったですしね。
それから、自分の作業を見直しました。
これまでは全部自分でやっていたので、
人に任せることも覚えました。
定型業務と非定型業務を使い分けて、
私はより売上に直結する仕事を優先させています。
あとははやり、好きな仕事には没頭してしまいますね。
ビジネスには決まった答えはないので、
これが私のスタイルかと思っています。
ネットビジネスでは、月5千円を稼げない人が、
全体の95%以上だと言われています。
その大きな原因の1つが、
「定型業務」と「非定型業務」の使い方の問題だと、
私は考えています。
●収入を発生させるためには、定型業務の徹底。
●収入を伸ばしていくためには、非定型業務の能力向上。
どちらかしかできない、やらないから、
思うように結果が得られません。
たとえば輸入ビジネスのように、
すでにノウハウが確立されているものであれば、
定型業務を徹底することで、利益をつくることができます。
優先順位を決め、作業工程をパターン化することで、
悩んだり、迷ったりする時間を省けるメリットがあります。
多くのノウハウ書で言われるところの、
「質より量」ですね。
私もその段階があることは承知しています。
ただ以前、このメルマガでも書いたように、
「数をこなす機械」になることを否定したのは、
そればかりだと、利益を発生させた後、
「増やす(伸ばす)」ことができないからです。
いつまでも自転車操業で同じ作業を繰り返すだけになり、
手を止めたら売上も止まってしまいます。
それだと、多くの人は続けられませんね。
そのうち体力も気力も限界がきて、
パソコンを開くのも嫌になって辞めてしまいます。
それこそが、ノウハウの弊害だと私は思っています。
考えることを放棄させ、決まった手順のみで進めさせる。
「自分(ノウハウ製作者)と同じようにやれば稼げるはず」だから、
うまくいかないのは努力が足りないせい。
私はそうやって、ビジネスに失望して辞めていく人を、
たくさん見てきました。
だからこそもっと、非定型業務について考えていただきたいのです。
自分の時給を増やすには、
非定型業務に力を注ぎこまなければなりません。
ただ、やっかいなのが、
一生懸命やればいいわけではないこと。
かけた時間の長短は関係なく、
どれだけがんばったのかも無意味です。
良くも悪くも、成果によって判断されます。
非定型業務は、クリエイティブな作業です。
創造的、独創的であることとされています。
自分で考え、生み出し、使いこなさなければなりません。
反対語にイミテイティブ(模倣的)という言葉がありますが、
これも多くのノウハウで言われるところの、
「すでにできている人のものをパクりましょう」です。
これはモデリングと言われるものですが、
多くの人はただの丸パクリをしているので、
厳しい言い方をすれば、ただの劣化版が生まれるだけです。
それでは、いつまでたっても収入を増やすことはできません。
非定型業務のおもしろいところは、
様々な形で収入を増やせるところです。
●人ができないこと、思いつかないこと。
●人が気づかないこと、知らないこと。
●新しい切り口、違う手法。
●組み合わせ、いいとこ取り。
●新しいもの、珍しいこと。
自分で生み出し、つくり出さなくても、
今あるものを活用して、収入にすることができます。
たとえば、私が輸入ビジネスを開始してから、
売上が初めて月に500万円を超えたのは、
水着は夏しか売れないという思い込みを捨て、
「冬でも海外旅行にいく人がいるだろう」と考えたからです。
そして、利益率の平均相場が20%ほどだった中で、
45%を超えることができたのは、
「お店側も冬に水着を買う客はありがたいはず」と、
まとめ買いをして仕入れ値を安くしたためです。
そんな「自分になかった考え」に思い至ったのは、
普段の何気ない友達との会話です。
「今年の冬は寒いから、皆でバリに旅行にいきたいよね」と、
友達がワイワイ水着を探していた時に、
「やっぱ、今の時期は可愛いのはないか~」というひと言からでした。
今はもう、冬に水着を売っている人は多くいますし、
しばらくしたらマネをされたのであまり売れなくなりましたが、
当時はいいアイディアだったんですよね。
ここまで読んでみて、
「非定型業務は大事だ!全力を注ごう」と思った人も、
いらっしゃるかと思います。
ですが、ちょっとお待ちください。
その前に大事なのが、
定型業務だということをぜひ覚えておいていただきたいのです。
たしかに、非定型業務は収入を伸ばす上で欠かせませんし、
何より、おもしろいです。
だからつい、そちらに寄ってしまうのですが、
これが、うまくいかない原因にもなっています。
まずは定型業務の徹底こそが、
非定型業務の能力向上のカギになります。
非定型業務は、知識や経験によって大きく差がつくからです。
先に自分のビジネスに必要な作業を理解して、
パターン化することから始めなければなりません。
地味で地道な作業なので、多くの人が嫌がるところです。
でも効果的なので、絶対にやるべきです。
そして、ノウハウはそのために使います。
まずは少しでもいいので、収入を発生させましょう。
それから、自分ができることをマニュアル化して人に任せるのです。
輸入ビジネスでいえば、出品の外注化ですね。
これが、自分の仕事の質を高めていき、
収入を増やすための正しいステップになります。
時給いくらで計算できるお給料ならば、
深夜のコンビニで副業をした方が確実です。
そうじゃなくて、
自分次第でもっと収入を増やしたいから、
会社に雇われない生活をしたいから、
自分でビジネスをすることを選んだはずです。
だから、成果を自分の報酬にしましょう。
かけた時間ではなく、得られた結果が収入になる形です。
楽をして稼げばいいのです。楽しいことをして稼げばいいと思います。
ただそのためには、やりたくないこともしないといけません。
そこを超えたら、ビジネスが楽しくなります。
好きなことで、稼げるようになります。
誰かが喜ぶ顔を見る余裕が生まれます。
私は今、非定型業務の仕事が中心ですが、
いいアイディアを思いつくのって、リラックスしている時なんです。
(自分1人での)仕事中は、あまりピンとひらめかないので、
頭が詰まった時などは、仕事を置いて出かけてしまったり、
自宅の猫たちと遊んだりしています。
「富山さんは、いろいろ仕事をしていてお忙しいですね」と、
よく言われるのですが、
たしかに仕事は多いけど、あまり忙しいとは思っていないんですね。
非定型業務は、根を詰めないことも大事な仕事です。
だから、遊びも仕事だったりするし、
「やらない時間」をつくる必要もあるし、
ムダな時間を過ごすことだって少なくありません。
というか、そうしなければ、良い仕事ができない、
結果、収入が増えない。
だから、良くも悪くもオン・オフがなかったりもします。
そういう仕事の仕方の良さって、このメルマガの読者さんなら、
共感してくれると思うのですが、いかがでしょうか?
人によってビジネスの取り組み方や、
それによって得られる成果は千差万別です。
自分自身にもっとも適した手法、ノウハウをつくり出して、
成果を伸ばしていきましょう。
そのために、「定型業務」と「非定型業務」を意識して、
バランスを取ってください。
今やっていることが先へとつながっていますから。
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